フィッシングニュース
クロダイ、今後に期待ダイ カイズ級20匹 凄腕コンビと真夏のチャレンジ 山形県遊佐町・吹浦漁港
2024年08月30日 04:30
社会
早朝、吹浦漁港で待っていてくれたのは、新潟市の小林克幸さん(59=飲食店経営)と、山形県南陽市の丸山貴史さん(51=会社員)。2人ともクロダイ一筋の釣り師で、ここ数年は格段に釣果を伸ばしている凄腕たちでもある。
港内を狙うことから、まき餌は粘りと重さで海底まで一気に沈下するマルキユーの「ナンバー湾チヌ2」を主体に作った。水深は3~4メートル。適度な濁りが入っているが、堤防のヘチ周りには10センチほどのチンチン(クロダイの稚魚)が確認できる。あとは、大物のクロダイが食ってくるのを待つばかり。
だが、オキアミを付け餌にして数回の投入を繰り返してみたが、予想に反し餌取りの小魚の姿すら全く見えない。潮の流れがないため、投入ポイントからウキが動くことはない。仲間からは「今日は忍耐の釣りになるかも…」とポツリ。厳しい釣りが予想される。
しかもこの暑さ。汗を拭く回数も増える。そして、待つこと1時間。ようやく筆者に25センチのカイズがヒットした。どうにかクロダイの顔を見ることができたものの、サイズがどうも…。次こそは良型をと期待したが、隣の丸山さんの竿を曲げたのもカイズ。小林さんにヒットしたのも同サイズで…。
3人で20匹近く釣り上げ数は伸びたものの、全てカイズ級。釣ってはリリースを繰り返し、最後まで30センチ超には出合えなかった。最大魚は丸山さんが仕留めた28センチ。最近は仕事が多忙で、なかなか釣行できない丸山さんが笑顔になったことで、こちらもホッと一安心した。
吹浦漁港の大物クロダイは、これから秋にかけて期待が高まる。このままでは終われない。リベンジを果たさなければ。(マルキユーフィールドテスター)
▼釣況 山形県遊佐町・ぼたん釣具店=(電)0234(77)2202。
≪9・29開催≫
スポーツニッポン新聞社は「バリバスカップ2024 西伊豆SUPフィッシング大会」を別表の通り開催します。SUPフィッシングとは全長3メートル、幅60センチ程度のスタンドアップパドルボード(SUP)をこいで沖のポイントまで行き、主にルアーで獲物を狙う釣法です。大会ではマダイやハタ類など多彩な高級魚を対象とします。表彰式ではバリバスの製品など豪華賞品が当たる抽選会も行います。詳細はイベントサイト「スポニチプラスα」(QRコード別掲)でご確認ください。
▽問い合わせ スポーツニッポン新聞社東京事業部=(電)03(3820)0651
▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
▽特別協賛
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▽協賛
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▽運営協力
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◇バリバスカップ2024西伊豆SUPフィッシング大会◇
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【受付開始】午前7時、開会式あり
【規 定】(1)競技開始 午前8時(2)検量締め切り 午後1時(3)SUPに乗ってのルアー釣りに限る(4)竿は1人2本まで搭載可(5)リーシュコードと浮力帯着用
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【表 彰】総合賞1~3位。全員に参加賞、豪華賞品が当たる抽選会あり
★SUPレンタル別途4000円(先着5人)。釣り具レンタル別途2000円(同)。ガイド付きファーストチャレンジは別途8000円(先着3人)