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初挑戦で「バス持ち」大満足 28センチのブラックをキャッチ 亀まで釣れちゃった 千葉県君津市・亀山湖

2024年08月23日 04:30

社会

初挑戦で「バス持ち」大満足 28センチのブラックをキャッチ 亀まで釣れちゃった 千葉県君津市・亀山湖
釣った者が味わえる下アゴを持った念願の「バス持ち」。28センチでも強い引きを存分に味わえた Photo By スポニチ
 【釣り女子アナの伝えたいこと】釣りが大好きなアナウンサー・大塚ひとみが、ブラックバス釣りに初挑戦した。舞台は千葉県君津市にある関東屈指のバスフィールド・亀山湖。果たしてどれだけ釣果を“伸バス”ことができるか?

 赤い橋、青い橋、つり橋に、アーチ状の橋――迎えてくれたのは25ある数々の橋たち。亀山湖は小櫃川をせき止めてできたダム湖でクネクネと入り組んだ形をしている。断崖や水際ギリギリまで木々が迫っており、バスの好ポイントは豊富。関東では貴重な60センチアップも潜んでいる。

 到着した午前5時には、大物を求め多くの釣り人が集まっていた。ボートで狙う人が多い中、初めての私は陸(おか)っぱりから餌釣りで。釣具店でアドバイスを求めたところ「初回ならまずはバスの顔を見ることが大事。子供や初心者などは釣れることが多いミミズを投げることから始めると良い」と言われたからだ。竿やリールはルアー用を使い、糸の先にはルアーではなく、ウキとミミズ餌を付ける。

 早速、キャスト。思いのほか遠投でき、遠くに黄色のウキが浮かぶ。当たり前だがすぐに動きはない。足元を泳ぐ小バスたちに期待を膨らませながら当たりを待った。30分ほどすると、コボコボコボと鈍くウキが沈んだ。疑問を抱きつつ合わせると、岩を釣ったような重量感。釣れたのは亀!亀山湖だからなのかな?

 気を取り直してもう一度。この日は台風一過で気温が40度に迫る予報。朝のうちに勝負をつけたい。その後の1時間でブルーギルやワタカをゲット。私の中の「亀山湖生き物図鑑」が更新されていく。湖の生態を知る上でも、餌釣りは有効なようだ。あとは本命。日差しが徐々に強まり汗が頬を伝った瞬間、ボチャン。ウキが荒々しく沈んだ。途端に強烈な引き。バスはどう猛な性格と聞いていたが、確かに。

 なんとかなだめてキャッチしたのは28センチ。ダークグリーンの体に、黒い目。何でも丸のみできそうな大きな口。30センチ弱でこの迫力だ。そしてやってみたかったのが「バス持ち」。下顎を指でつかむ持ち方で、強じんな顎を持つバスだからこそできることだ。写真に収め、ムフフ…。満足じゃ、満足じゃ。

 次は餌釣りではなく正統派のバサーとして大物を狙っているかも。そういえば家にボート用のモーターあったな。

 ≪ダム見学などの観光も楽しめる≫ダムサイト見学や湖畔でのキャンプ…亀山湖では観光も楽しめる。数々の橋をレンタサイクルで巡るサイクリングコースがあるほか、レンタルボートから紅葉を楽しむのもオススメ。

 ▼釣況 ボートハウス松下=(電)0439(39)2926。釣りをする際には、小櫃川漁協発行の日釣り入漁承認証(450円)の購入が必要。

 ◇大塚 ひとみ(おおつか・ひとみ)1993年(平5)生まれ、千葉県出身。NHKやウェザーニューズなどを経てフリーのアナウンサーに。釣り一家に生まれ、さまざまな釣りに挑戦中。

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