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アユ爆釣秒読み! 津久井漁協管内・此の間沢~大川原地区が狙い目

2024年09月10日 05:30

社会

アユ爆釣秒読み! 津久井漁協管内・此の間沢~大川原地区が狙い目
このまさわキャンプ場前の瀬は好感触!水量が落ち着けば爆釣の気配十分 Photo By スポニチ
【2024 アユ】 9月の声を聞くとアユの追いが活発になるのが、神奈川県内を流れる道志川だ。ところが、先日の台風による大雨で川は大増水となり、今年の本番は中旬以降となる見通し。今後狙いたくなるポイントを紹介しよう。 (スポニチAPC・ 諏訪本 修三)

 水温の影響なのかこれからの時季の釣況が上向いてくるのが道志川のアユ。好機となり期待していたところ、襲来した台風10号のため水位は最大80センチも上昇した。徐々に水位が下がってきているとはいえ、まだまだ高水位が続いている。朗報は濁りが取れ始めていること。晴天がこのまま続き、新アカも付けばアユのスイッチが“オン”になるのは間違いなし。

 ズバリ狙い目は津久井漁協管内の此の間沢~大川原地区だ。奥道志川の下流にあり、水位が上昇すると上流部から徐々にアユが落ちてくるため、魚影が濃くなる。放流も実施されている大川原集落前後、このまさわキャンプ場前、上流側の音久和(おんぐわ)キャンプ場の対岸の沢周辺は穴場的なポイントである。

 筆者が台風前にこの地区を訪れた際には、多くの釣り人でにぎわっていた。このまさわキャンプ場のやや上流の瀬がポツンと空いていたので、迷わず釣り座に決めて仕掛けをセット。オトリをやや強い瀬に入れ、ゆっくりと上流に引き上げていくとガツンと1匹目の当たり。強い引きでロッドは満月になり、玉網に収まったのは金星も鮮やかなかぐわしい魚体。オトリを野アユに交換すると、各ポイントでいい当たりをキャッチ。やや緩い瀬やトロ場、チャラ瀬では7月の後半に放流したらしきアユたちが群れているのが確認できた。

 また釣りづらい流れの強い瀬、白泡の下や対岸のアシの茂る前のポイントでは20センチ超の背びれの長い、勇ましいアユが釣れた。午後2時の納竿までに30匹超。型も17~22センチとこの時季にしてはまずまずのサイズだった。

 あまりの好感触ぶりが忘れられず、その後に2回も釣行。いずれも同様の結果を得ることができた。アユは数多く残っており、さらに落ちアユが加われば数OKの道志川となりそうだ。

 ▼タックル ロッド=釣り場が開けているので8~9メートル、仕掛け=天糸は0.6~0.8号、水中糸はメタルなら0.05~0.07号+上下ナイロンの付け糸は0.3号、ナイロンは0.25~0.4号。ハリ=6.5~7号。

 ▼釣況 津久井漁協=(電)070(1043)2730、両国屋=(電)042(787)2023。入漁料は日釣り券1500円、現場売り2500円、年券1万2000円。

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