フィッシングニュースフィッシングニュース

ハタゲームの聖地・紀北町引本浦港をレンタルボートで出船 夢の大航海の釣果やいかに!

2024年09月11日 05:30

社会

ハタゲームの聖地・紀北町引本浦港をレンタルボートで出船 夢の大航海の釣果やいかに!
当日のファーストヒットは田中さんが釣ったオオモンハタ Photo By 提供写真
 自らの操船で大海原を冒険したい。そんな夢をかなえるべく7月に念願だった小型操縦士免許を取得、晴れて船長となった。釣友たちのリクエストは夏の風物詩であるパワフルなハタゲームを楽しみたい。そんな夏の思い出をつくるため、8月下旬の早朝よりハタゲームの聖地である三重県・紀北町引本浦港よりレンタルボートで出船した。 

 (魚魚クラブ・橋本 広基)

 今回は、釣友3人と90馬力23フィートのボートをレンタル。魚群探知機やイケス、ロッドホルダーなども完備されており広さも十分。数日前から狙うポイントを熟考した。当日は釣友たちの笑顔が見たくて、朝日を浴びながら爽快にボートを走らせる。使用するルアーはこの地区のハタ狙いではド定番。30グラム前後のジグヘッドに4インチ程度のワームをセットし、底付近を泳がせる「スイミング釣法」で狙うこととした。

 朝一のゴールデンタイムとあって、手返し良くポイントを移動していき、水深20メートル前後の潮流の利いた岬周りで、魚群探知機に期待できそうな小魚の群れが映しだされた。すると、この日のファーストヒットは釣友の田中さん。ルアーが一気にガツンッと引ったくられ、ロッドが激しくガンガンと締めこまれる。海面へと姿を現したのは、斑点模様が特徴的なオオモンハタ。

 そして立て続けに釣友の長岩さんにアカハタがヒット。娘さんからアカハタの刺し身が食べたいとお願いされていただけに父の威厳を保つ1匹となった。船長としては、早々に本命のキャッチとなり、まずはひと安心。さらなる釣果を求めて、さらにボートを湾口へと進めていく。

 こちらでは海面付近で小魚の反応が映しだされ、しばしのお土産追加タイム。ワームから小型のメタルジグに付け替え、ブリの幼魚であるツバスやサバをゲット。うれしいお土産追加に暑さを忘れルアーを投げまくった。

 最後は私の大本命。デカハタ狙いのポイントへと移動した。なんと最後は船長の私にビッグヒット。リールを巻く手がドスンッと止まり、その瞬間は根掛かりかと思うような重量感。そこからジィーッと一気にリールドラグが逆回転。根に逃げ込もうとする魚に主導権を渡さぬよう、ゴリ巻きのパワーファイトで応戦。キャッチしたのは、つややかなオレンジ色が夏らしいアカハタ。しかも最大サイズともいえる40センチに迫るグッドサイズ。狙い通りの展開となった。

 そして、暑さもあり午後1時に納竿。船長として釣友の笑顔があふれる楽しい釣行となった。まだまだ水温も高くハタゲームは好調が続く。大海原の大冒険を楽しんでみてはいかがだろう。

コラムランキング

バックナンバー

【楽天】オススメアイテム