フィッシングニュース
サーフ初挑戦も“波乗り”良型キス “師匠”の助言で広範囲狙えサイズUP 千葉県・元名海水浴場
2024年09月13日 04:30
社会
【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】釣りは何でもお任せの釣り姉貴・石坂衣里だが、今回は初挑戦となるサーフからのシロギスを狙うことに。向かったのは千葉県のとある海岸で…。さて、釣果はいかに？
砂浜・海・山がそろった最高のロケーションに加え、BGMは波の音…なんてぜいたくなのでしょう。今回はサーフからのチョイ投げで、シロギスを狙いました。“楽園”を独り占めしたいので場所は内緒にしたい、と思ったけど教えちゃいます。千葉県鋸南町にある「元名海水浴場」です。駐車場は目の前にある上、トイレや水道、シャワー（夏季のみ）も完備されていて、とても快適に楽しめました。
サーフからの釣りは初チャレンジ。単身で狙うには不安があるので、釣り場の近くにある北見釣具店の北見常雄店主にいろいろ教えてもらうことに。使用する餌はスベリ止めパウダーをまぶしたジャリメで、付け方は「頭に刺すと餌が弱るので、頭の少し下から縫い刺しに。その方が頭と尾の両方動いてアピールにもなるでしょ。長さは2センチくらいね」とアドバイスしてくれた。
誘い方はオモリが着底したらゆっくりと引いてくるだけと船釣りとほぼ同じ。では1投目。糸フケをとった瞬間、プルプルっと当たりが伝わってきた。なんだ、サーフからの釣りって楽勝じゃん、と思いながらリーリングしてくると、ヒットしたのはメゴチ。シロギス釣りのゲストとして釣れることが多いけど君じゃないんだよ～。
その後、シロギスをゲットすることに成功しましたが、なぜか12～13センチと小型が主体。リリースした方がいいのかな？と迷っていると、シロギスは釣るとすぐ弱ってしまうとのことで、おいしく頂くことにしました。
どうせなら、良型が釣りたい。欲も出てきました。呼吸を整えエイッと力いっぱい投げたけど、狙ったポイントには届かないどころか、あっちに飛んだりこっちに飛んだりとビギナー丸出し。恥ずかしかったけど海水浴客がいなかったおかげで、へっぴり腰の目撃情報が世間に広まらずに済みました。
良型が釣れず苦戦する私を見ていた北見さんは「投げる時、道糸を垂らす部分をもう少し長くすれば、遠心力で遠くへ飛ぶようになります」と広く探るコツを伝授してくれた。そんな少しで差が出るものなのかしら。教わった通りにキャストすると、おお！飛距離が1・5倍に。広範囲に狙えるようになり、シロギスのサイズもアップ。楽しくなってきました。キャストする際は、必ず後方に人がいないかを確認してからにしましょうね。
北見さんによると、10月になれば軽く投げただけでもすぐ釣れる時季になるのだそう。落とせば食うなんて夢のような話に胸はワクワク。秋になれば涼しくなるので、お弁当も持ってピクニックがてらまた遊びに行こう。好きな時間に手軽に狙えるサーフからの投げ釣り、めちゃくちゃ楽しくてハマっちゃいました。
▼釣況 北見釣具店（鋸南町元名136）＝（電）0470（55）0374。
◇石坂 衣里（いしざか・えり）1979年（昭54）生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水のほか、沖釣りへも通い詰める。
サーフからの釣りは初チャレンジ。単身で狙うには不安があるので、釣り場の近くにある北見釣具店の北見常雄店主にいろいろ教えてもらうことに。使用する餌はスベリ止めパウダーをまぶしたジャリメで、付け方は「頭に刺すと餌が弱るので、頭の少し下から縫い刺しに。その方が頭と尾の両方動いてアピールにもなるでしょ。長さは2センチくらいね」とアドバイスしてくれた。
誘い方はオモリが着底したらゆっくりと引いてくるだけと船釣りとほぼ同じ。では1投目。糸フケをとった瞬間、プルプルっと当たりが伝わってきた。なんだ、サーフからの釣りって楽勝じゃん、と思いながらリーリングしてくると、ヒットしたのはメゴチ。シロギス釣りのゲストとして釣れることが多いけど君じゃないんだよ～。
その後、シロギスをゲットすることに成功しましたが、なぜか12～13センチと小型が主体。リリースした方がいいのかな？と迷っていると、シロギスは釣るとすぐ弱ってしまうとのことで、おいしく頂くことにしました。
どうせなら、良型が釣りたい。欲も出てきました。呼吸を整えエイッと力いっぱい投げたけど、狙ったポイントには届かないどころか、あっちに飛んだりこっちに飛んだりとビギナー丸出し。恥ずかしかったけど海水浴客がいなかったおかげで、へっぴり腰の目撃情報が世間に広まらずに済みました。
良型が釣れず苦戦する私を見ていた北見さんは「投げる時、道糸を垂らす部分をもう少し長くすれば、遠心力で遠くへ飛ぶようになります」と広く探るコツを伝授してくれた。そんな少しで差が出るものなのかしら。教わった通りにキャストすると、おお！飛距離が1・5倍に。広範囲に狙えるようになり、シロギスのサイズもアップ。楽しくなってきました。キャストする際は、必ず後方に人がいないかを確認してからにしましょうね。
北見さんによると、10月になれば軽く投げただけでもすぐ釣れる時季になるのだそう。落とせば食うなんて夢のような話に胸はワクワク。秋になれば涼しくなるので、お弁当も持ってピクニックがてらまた遊びに行こう。好きな時間に手軽に狙えるサーフからの投げ釣り、めちゃくちゃ楽しくてハマっちゃいました。
▼釣況 北見釣具店（鋸南町元名136）＝（電）0470（55）0374。
◇石坂 衣里（いしざか・えり）1979年（昭54）生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水のほか、沖釣りへも通い詰める。
