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東播エリアでマイペースにキス釣り大満喫!快調にヒットで釣果は満足の66匹
2024年09月04日 05:30
社会
今回の釣り場となる高砂西港は、高砂港大波止の根元からカネカ高砂工業所の南側を西へテトラの上を歩いて行く釣り場。ここは広大な埋め立て地の南西の角にある小突堤で、足場も良く沖に突き出ているため潮通しは抜群。また、キスの魚影も非常に濃くて、釣果が大いに期待できる穴場だ。
しかも、何といってものんびりとマイペースで釣れるのがうれしいところ。現地到着が午前6時過ぎ。ここは貸し切り状態なのでのんびりタックルをセット。キス針6号の5本針にイシゴカイを付けて軽くキャスト。まだ曇り空で風があり気持ちがいい。朝マズメの涼しい時間帯に集中して釣るのが夏場のベストなスケジュールだろう。
最近は南風が強くて少し濁りがあり、キスの活性が低いのではと心配したが、すぐにブルン、ブルルンとシャープなアタリが続き、海面を滑るようにキスがトリプルでヒット。型は15センチ前後だが、パールピンクに輝く魚体に狙い的中と思わず口元が緩む。それからは4連が何度もあり絶好調。クーラーにはどんどんキスがたまっていく。
ただ、今回は20センチオーバーの良型の姿がないのが不満だったが、午前8時前にはギュギューンと素晴らしいアタリがあり、大ギス特有の締め込みを見せていた。これはデカいだろうと思っていると、何とガッガーンと一気に竿先を引ったくる強烈なアタリで仕掛けを飛ばされた。たぶんヒラメかマゴチのフィッシュイーターだろう。仕掛けが細いので残念だった。
それでも、ヒイラギやガッチョなどの外道の姿はなくこれは好都合で、キスは左手45度方向に群れており快調そのもの。ここは砂泥底でほとんど根掛かりもなく大変釣りやすい。結局、餌切れと暑さに負けて午前10時前に納竿となったが、13~17センチを66匹も釣れて大満足だった。
これからは落ちに入る前の荒食いが始まる時季。ビギナーやファミリーには高砂港の大波止が安全でお勧めだが、健脚者はぜひこちらでチャレンジしてほしい。思いっきり竿を振ってストレス解消。そして夜は釣ったキスの刺し身に天ぷらで一杯。至福の時間になること請け合い。