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三重県南部でスーパーライトジギング 魚種問わずのサマーカーニバル!良型オオモンハタもゲットだ

2024年08月21日 05:30

社会

三重県南部でスーパーライトジギング 魚種問わずのサマーカーニバル!良型オオモンハタもゲットだ
40センチクラスのオオモンハタをゲット Photo By 提供写真
 夏はサクッと釣るのが楽しい。連日、猛暑日が続き日中の釣りは体力的にも厳しい季節。そんなうだるような暑さでも、小さなメタルジグを使って遊ぶ、スーパーライトジギングは仕掛けが手軽でアタリも多く、何が釣れるか分からないといった楽しみの多いゲームだ。「今日は何が釣れるかな?」そんなワクワク感を胸に、8月中旬の早朝より釣友のボートで三重県南伊勢町の浜より出船した。 (魚魚クラブ・橋本 広基)

 まだあたりは薄暗く、日が昇りきる前に水深15~20メートル前後のポイントへとボートを走らせる。特に朝一は小魚が浅瀬へと接岸するため、捕食意欲の高い青物やハタ類などの朝食タイムが期待できる。

 ルアーはシルエットが小さい20~30グラム程度のメタルジグ。釣り方はチョイッと投げて、チョンチョンッと小刻みに誘いを入れる。またフワッと持ち上げてから、ヒラヒラとメタルジグを沈めるなど、その日のヒットパターンを探っていくのだ。

 ポイントへ到着。早速、海面では何やらバシャ、バシャと騒がしい。ルアーをキャストすると、着水と同時にジィーとリールドラグが滑り、大きな魚体がジャンプして朝日に照らされる。夏の風物詩ともいえるシイラがお出迎えだ。豪快なジャンプとスピード感ある引き味がたまらない。

 釣友の田中さんも大きくロッドを曲げた。海面を切り裂くラインが右へ左へと激しく走り回る。キャッチしたのは、ブリの幼魚であるツバス。そして私の竿にもゴンゴンッとロッドを強く叩き、底へと引き込む力がパワフルなカンパチの幼魚であるシオがヒット。

 ここからは、ルアーを海中に落とせば、何かが釣れる入れ食い状態となった。海面ではシイラ、少しルアーを沈めて、早めのアクションを加えるとツバスやシオなどの青物。そしてフワフワとルアーを漂わせるとオジサンが釣れるなど、まさに魚種を問わずのサマーカーニバルだ。

 そして最後は、このエリアといえば「やっぱりコレも釣っておきましょう!」ってことで、食べてもおいしい高級魚のハタ。ルアーを底付近で泳がせると、ガツンッという強烈なアタリから、根に潜ろうとパワー勝負を挑んでくる。やはりこちらも入れ食い状態になり、しかも良型ぞろいで40センチクラスのオオモンハタ、オレンジの体色が夏らしい30センチオーバーのアカハタが次々とヒットする。もう大満足の釣果。

 ライトタックルでのスリリングなファイトを存分に楽しみ、暑さも忘れて遊びまくり気が付けば午前11時。魚は食べる分だけを持ち帰ることにして昼前に早々と納竿とした。

 今後も三重県南部エリアは秋に向かい青物のサイズは上がり、ハタ類も好調が続く。まだまだ暑い日は続くので水分補給などに気を付けて釣りを楽しんでみてはいかがだろう。

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