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カジキ“空振り”もカマスサワラ130センチ級 静岡県牧之原市相良港から出発してトロリング
2024年10月06日 04:30
社会
翌々週に3人で再チャレンジ。カジキシーズンとしては終了間際です。この日も沖の風が強く、御前崎沖~金洲には行けず、まずは石花海周辺に行くといきなりカマスサワラがダブルヒット。サイズはまた130センチ前後でした。とりあえず釣れましたが目的はカジキです。まだ時間が早かったので、今日こそはとトロリングを続けると約1時間後にはまたダブルヒットがありました。掛かっていない仕掛けは筆者が回収するわけですが、アウトリガーの仕掛けをリーリングしていると、水面を走ってくるルアーに水しぶきが上がり、ドーンとロッドが重くなりました。
過去にこんな感じでカジキがヒットしたことがあったので、期待しましたがジャンプはしません。サワラだと判断しこれも勇樹がファイトすることに。またまた130センチ級がそろいました。「ここはサワラだらけだ」。松下さんが移動を決意。まだ時間が午前中だったので、西伊豆の波勝崎沖へ。ここは風裏でほぼベタナギでした。途中、キハダと本ガツオの大群に遭遇しましたがヒットせず、そのまま岸と平行に沼津方面に向かっている途中、カジキが跳ねたのを見ました。そこでその周辺を集中的に引いていると、リールからけたたましい音が鳴りヒットです。
勇樹がロッドをポストから外すと、なんということでしょう。リールがバックラッシュしてしまいました。ドラグを少し緩め、ラインの絡みがなくなるまでラインを送り出し、ほどけたと同時にファイト開始しましたが、すぐに軽くなってしまいました。バレてしまったのです。バックラッシュした原因はおそらくロッドを持った時にドラグレバーに触ってしまって、ドラグが緩くなったからではないかと松下さん。己の未熟さを悔やむ勇樹。
サワラは船から離れた位置のルアーにほとんどヒットするので、カジキだったかもしれないと一同が残念がりましたが、バラしてしまったものは仕方ありません。残り時間、期待と緊張をしながらルアーを引きましたが、何も起こらず終了。来年に期待します。 (東京海洋大学元客員教授)