フィッシングニュース
【バリバスカップ】1日目=夫の意地!伊藤さん5・1キロV 2日目=小田切さん推しメンへ3・62キロV
2024年10月17日 04:30
社会
数日来、3キロ超が釣れている犬吠埼沖へ。35~40メートルダチが決戦の舞台となった。
18号船左舷胴の間に入った千葉県市川市の伊藤栄さん(52=公務員)がやりとりをしている。竿の曲がり具合から大物だと分かる。タモに収まったのは4・55キロ。これでも優勝サイズだが、追って午前7時40分、浮上させたのが5・1キロ、78・3センチだった。
「底から50センチ上げて待っていたら食いました。横に走ったので根掛かりかと思いました」
隣席で釣っていたのは妻の友夏さん(52=パート)。結婚28年、釣りという趣味を同じくする仲良しだが、同時にライバルでもある。「妻に勝ててうれしいです」。優勝の感想だ。
◎第2日(参加28人、同11、18号船に分乗)
前日と比べ風とウネリでヒラメの当たりを取るのが難しい海況で優勝したのが18号船、左舷ミヨシに陣取った東京都西東京市の小田切一朗さん(56=建設業)だった。
ヒラメ釣りは3回目。渓流やワカサギ釣りを続けていたが、釣りガールとしても活動する地下アイドルグループが主催する釣りイベントに参加したのがきっかけで船釣りを始めたのが昨年のこと。
「待っていたら一気に入りました。グーンって竿がしなって、もうびっくりしました」
買ったばかりの電動リールで上がってきた一匹に「座布団釣ったぞ!」と思いました。
推しメンに自慢できる勝利となった。
◆大会成績(審査はヒラメ1匹の重量、単位はキロ)◆
【第1日】
▼総合賞 (1)伊藤栄(市川市)5・10=18号船(2)経塚和昭(東京都江戸川区)3・97=11号船(3)目羅照光(埼玉県三郷市)2・05=8号船
▼船別賞 ◎8号船 池上淳一(市川市)1・70◎11号船 宮原勝裕(千葉県八街市)3・90◎18号船 豊田啓吾(相模原市)2・90
【第2日】
▼総合賞 (1)小田切一朗(西東京市)3・62=18号船(2)赤石佳純(埼玉県越谷市)3・30=11号船
▼船別賞 ◎11号船 菊池智之(相模原市)2・98◎18号船 高橋俊也(千葉県市原市)2・00
(敬称略)
▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
▽特別協賛
バリバス
▽協賛 青木刃物製作所(堺孝行)、エスビー食品、大塚食品、オカモト、オタフクソース、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、宮島醤油、ヤマリア