フィッシングニュース
リレー船でタチウオ!!カワハギ!! 絶好シーズン 東京・南六郷「ミナミ」
2024年10月22日 04:30
社会
マンションに囲まれた中に、ぽっかりと昭和のレトロな風情がいい。「ミナミ」は、この小さな船だまりを桟橋にしている。
ミナミは少し変わった船宿で、リレー釣りが多く、時に3、4種の魚を狙うこともある。釣り客からすれば、支度が大変と思うが、実は、竿や仕掛けなど、全て船に用意があって、安達任伯船長が突然「ちょっと帰りにマアジやって行きま~す」などと、予定にない釣りをやることになっても問題ない。クーラーボックスさえ持っていけば釣りができる。
この日はタチウオとカワハギのリレーで、どちらも好シーズン。新型コロナ禍で体調に支障をきたし、筆者はタチウオが2年ぶり、カワハギは4年ぶりになる。
午前7時半、水門をくぐり抜けて出船。1時間ほど走り観音崎沖のタチウオの釣り場に到着。水深60メートル。オモリ60号の天ビン仕掛け、コハダの身餌をハリに刺す。海底まで落とし、竿先を揺らして誘いをかけながら少しずつ仕掛けを上げていく。
しばらくしてコツンと小さな当たり。そのまま、ゆっくり竿先を揺らしているとじきにギュギュ、ギューンと竿を絞り込むはずだが、なかなかそうならない。当たりが少ない中、何度か失敗。久々に来た当たりを、じっくり時間をかけて少しずつ誘い上げ、竿先がもたれたところで合わせ、ようやく1匹釣り上げた。この日タチウオの食いは渋く、オデコも出たが、トップは胴の間で竿を出していた東京都中央区の小川泰さんで5匹。
午前11時過ぎには次のカワハギを狙って、第二海堡(かいほ)周りを探り、その後、大貫沖へ向かった。秋になると肝が太って「肝パン」といわれるカワハギ。水深15メートル前後をオモリ25号、アサリ餌で狙う。ところがこれも厳しい釣り。2匹釣るのがやっと。もっともトップはまたまた小川さんで10匹。「タチウオの当たりは少なかったけど、底から10メートル前後でよく乗ってくれました。カワハギはわずかにたるませ気味で誘って当たりがでました」と話した。
久々の難しい釣り、腕の悪さも手伝って筆者は貧果で終了。体力の問題もあるが、もう少し通う必要がありそうだ。
≪参加者募集≫
スポーツニッポン新聞社は「バリバスカップ2024スポニチ東京湾青物ルアー大会」を11月4日(月振休)に下記の通り開催します。表彰式では豪華賞品が当たる抽選会も行います。奮ってのご参加をお待ちしています。
▽問い合わせ スポーツニッポン新聞社東京事業部=(電)03(3820)0651
▽主催 スポーツニッポン新聞社東日本釣宿連合会
▽特別協賛 バリバス
▽協賛 青木刃物製作所(堺孝行)、エスビー食品、大塚食品、オカモト、オタフクソース、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、マルキユー、宮島醤油、ヤマリア
◇バリバスカップ2024 スポニチ東京湾青物ルアー大会◇
【開催日】11月4日(月振休) ※予備日は未定
【出 船】深川・吉野屋(東京都江東区木場6の15の11)
【受け付け開始】午前5時30分
【規 定】(1)出船:午前7時、納竿:午後2時(2)40~60グラム程度のミノー、ジグを使用(3)PE1.5~2号を使用(4)竿は1人1本(予備の持ち込みは可)※オーバーヘッドキャスト厳禁、バーブレスフックの使用厳守、スピニングタックルを使用(5)貸竿はありません
【釣り場】東京湾
【対象魚】サワラ、イナダ、シーバス、タチウオほか
【募 集】36人
【参加費】1万3000円※乗船代込み、氷付き
【審 査】魚種別にポイントを定め、ポイントの合計点で順位を決定
【表 彰】総合1、2位(横取り制)、船別1位。全員に参加賞。ほかに豪華賞品が当たる抽選あり
申し込み ネットエントリーのみで参加申し込みを受け付けます。
https://sponichi-plus-alpha.sponichi.net/fishing/varivascup2024/varivas-aomono2024/
またはQRコード(写真)よりお申し込みください