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40センチ超クロダイ&64センチマダイ 絶景の津軽海峡で本命ヒット!

2024年10月30日 04:30

社会

40センチ超クロダイ&64センチマダイ 絶景の津軽海峡で本命ヒット!
荒関さんが釣り上げた64センチのマダイ。水温が低下すればクロダイとともに楽しくなるターゲット                                Photo By スポニチ
【純平の磯リポート】 青森県の津軽海峡の磯で2年ぶりにクロダイを狙った。ところが、想像以上に水温が高く小魚のオンパレード。餌取りに対策を強いられることになったが、なんとか“良型”を仕留めることに成功した。 (スポニチAPC・小林 純平)

 例年この時季に訪れているのが津軽半島の今別町。クロダイはもちろんだが、大物のマダイに出合えたりと筆者にとっては相性の良い場所でもある。応援に駆けつけてくれた青森市の釣友・荒関達夫さん(58=団体職員)と良型を目指した。

 朝方の降雨で気温がぐっと下がったものの、海上はベタナギと絶好の釣り日和で、遠くには北海道の松前半島が臨める。津軽海峡全体で釣りをしているようなロケーションも最高だ。水深を測りタナを約7メートルに調整したところ海水温の高さが気になる。仕掛けの投入を数回繰り返したが付け餌のオキアミが残ることはなかった。そこでオキアミをマルキユー「チヌパワーくわせダンゴ」で包んで対策してみたが、やはり激しく餌が取られてしまう。磯際にはフグやシマダイの稚魚が群れているのが見えた。

 小魚の攻撃に耐えること2時間たったが、変化はない。そこで練り餌「食い渋りイエロー」を小さく丸めて、くわせダンゴで包んで投入。仕掛けがなじむ時間が長くヒットしそうな気配が…。間もなくしてウキが海中にスパッと消え、合わせるとロッドが大きく弧を描いた。本命の引きだ。

 久々の“海峡”クロダイ。手応えのあるファイトの末、玉網に収まったのは40センチオーバー。さらに数分後、今度は荒関さんに強烈な引きが伝わってきたが同時に、ラインが沖に向かって走った。もしかしてマダイ?荒関さんはすでにマダイと確信しているような表情をしていた。引き寄せることが難しい相手だったが、焦ることなく慎重にやりとりを繰り返す。海面に浮かんできたのは、パールピンク色が鮮やかなマダイ。64センチもある大物を手にした荒関さんは、納竿まで笑顔で狙い続けていた。

 水温は徐々に低下していくので、クロダイ“秋の章”は期待できること請け合いだ。 (マルキユーフィールドテスター)

 ▼釣況 青森市・そふえ釣具=(電)017(741)2037。宿泊は今別町・海峡の家「ほろづき」=(電)0174(36)2166。

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